
Emotion & Code
人間が演奏したメロディーを音楽生成AI(Suno)に取り込むと、感情豊かな曲に仕上がる
AI音楽の作り方は色々あります。プロンプトだけで作ることも可能です。しかし、音楽を学んだことがある人なら、「自分の弾いたものを取り込んだらどんな曲ができるのか?」と興味あるのではないでしょうか。
そこでHIROYOは、自分で作曲し演奏したフレーズ(6〜20秒程度)を電子ピアノで録音し、それを音楽生成AI Sunoに取り込み曲を作りました。そうしたところ、プロンプトだけで作るより感情的な音楽を作ることに成功しました。
この音楽は、現在、Apple Music、YouTube Music、Spotifyをはじめとした配信会社で配信されています。
*HIROYOは武蔵野音楽大学卒業のため、主にクラシック系の曲を演奏することを得意とします。
<アルバム>
<シングル>
*「AIミュージックギャラリー」でも最新の情報がご覧いただけます。
人間の演奏をAIに加えて音楽を作る
「人間が演奏するメロディーをAIに取り込む」というのは実際どのような作業を行うのでしょうか。音楽生成AI Sunoを利用した制作シーンをご覧ください。

How to create music
プロンプトだけで作った音楽と比較
プロンプトだけで作った音楽と、人間が作曲・演奏したものをもとに音楽生成AI Sunoが作った曲を比較してみましょう。どちらも同じプロンプトを使っています。異なるのは、HIROYOが演奏した音源を使っているかどうかだけです。
以下の音楽を聴き比べてみてください。
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・左 :プロンプトだけで作ったAI音楽
・中央:HIROYOが作曲・演奏したメロディー
・右 :中央の音源をアップロードし、AIが作った音楽
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人間の演奏した音楽を活用すると、感情豊かで深みのある音楽を作ることができることがわかります。
弾き方がAIに与える影響を実験する
誰が弾いてもAIは同じような音楽を作るのでしょうか。それとも弾き方により与える影響は変わるのでしょうか。
ここでは「スムーズに演奏する・たどたどしく演奏する」という方法で試してみました。試した結果、弾き方が変わると、完成する音楽が変わることがわかりました。お聴きいただくとわかるように、高い演奏技術を持った人が弾いた方が、より心動かされる音楽を制作することができるというわけです。
AI音楽の世界でも一般的な音楽の世界同様、より高度な演奏技術を持った人の方が、素晴らしい音楽を作ることができます。














